私のワーホリの目的は海外でのスキルアップでした。
「どうせ行くなら日本人がいない環境で英語学習だ!」
とずっと思っていたので、本当に日本人が一人もいないような地域にあえて行ったのです。
実際に学校へ通い始めると本当に日本語が通じる人がいなくて、最初は楽しかったのですが…
英語だと自分の意見をしっかり伝えられず、徐々に不安になっていきました。
そんな時に不意に日本語で「はじめまして!」と声をかけられ、
本当に泣きそうになりました。
私に声を掛けてくれた女性(Yさん)は
半年ほど前から学校に通っているらしく、友達も多くて英語も流暢。
まだ英語が喋れなかった私はなかなか積極的になれず、
友達も少なかったのでいつもYさんと一緒にいるようになりました。
ある日Yさんがオージーの友達と英語で話している時、
私がいつものように日本語でYさんに話しかけると、Yさんはちょっとムッとした表情で
「You should start speak English!」
私がびっくりしていると、Yさんは私に
『友達と英語で話をしている時に、いきなり来て日本語で話されたら、
日本語を理解できない私の友達は疎外感を感じるし失礼だよ。
ここはオーストラリアなんだから、いつまでも日本の気分でいるのは絶対ダメ!』
そう言われて、今までYさんにべったりだった自分が急に恥ずかしくなりました。
それからはYさんに助けられながら極力英語で話すように心掛けるようになり、
その結果英語も上達して友達もどんどん増えたんです!
日本人がいない環境は本当に素敵ですけど、
もしもの時に日本語で相談できる人がいないのは本当に怖かったですし、
日本人が側にいてくれたからこそ、英語を使う事の大切さを実感できました。
Yさんには本当に感謝しています!Thank you!
★☆ MASAMIさん、インタビューにお答え頂きありがとうございました! ☆★